サンファーム泉さんから7月の便りが届きました。(樋口)
 6月の良好な天候のおかげで「梅」「アロニア」とも順調な成長をしております。
来週には「梅」の収穫をと考えております。
 さて今日は「アロニアの料理」について考えてみたいと思います。
 アロニアの特長としては、食欲をそそるような匂いなし、味は渋みが強く、
食べて甘いとか、すっぱいとかという味覚を刺激するようなものもなく、
料理の食材としてどうしても使いたいというような代物ではないようです。
 しかし機能性については他の追従を許さない圧倒的な良さを持っているといれております。
アントシアニン、カロチン、ビタミンA,B,K、ベータークリプトキサンチン、ポリフェノール、
等々最近の新聞に頻繁に出てくる単語の成分があるようです。
 従ってアロニアの料理は「頭で食べる」代物で
「主役」にはなれず「わき役」で力を発揮し、料理全体を盛り上げるものと考えています。
または「良薬口に苦し」でしょうか?
 そんな特色をもっているので料理人の力量というか、
感性というか、想像力が必要な食材であるといえます。
「アロニアを料理」でというなら基本は「ピューレ」かもしれません。
いろんなバリエーションが楽しめますし、冷凍庫に入れて保存性もきくので重宝します。
以下にピューレを使ったレシピをのせてみました。
                        (アロニアを食べる会資料より)
アロニア:レシピ
 ピューレ
   アロニア500g、水1000CC40分煮詰める。ミキサーにかける。
 スープ
   水900CC、チキンコンソメ大5杯、ピューレ180CC、塩15g、コショウ少々
 ドレッシング
   サラダオイル300CC、食酢150CC,ピューレ100CC、砂糖50g、塩15g、
   コショウ少々、レモン
 ピラフ
   ご飯1Kg、ピューレ125CC、塩30g バター50g、コショウ少々
 漬け物
   大根(かぶ)1Kg、アロニア50g砂糖130g塩30g巣60CC(大根は半割りにする。)
   4,5日で食べられる。
 以上結構美味しく食べられたものですが、料理人が料理人(私)ですから失敗もたたありました。
 ぜひ試してはいかがですか? 
 サンファーム泉 代表:紘一
「う・そ会」でも、凍らせたアロニアをそのまま試食してもらったのですが、
凍らせているせいか歯触りがよく、美味しいと言う方もいましたが、
おおよそは、
「ん?味がしない!」・・・(少し間を置いて)「ちょっと渋い」
でした。
アロニアのレシピを試して、同時に成分表が揃ったら、
年内の販売も考えているそうです。
アロニア酒も二種類、にごり酒とリキュールをお出ししたのですが、
評判は上々でした。(樋口)