今回も絵本の紹介お送りさせていただきたいのですが、今回は本の中で仕事をする中、ふとしたところから見つけた童話のシリーズをご紹介させてください。
愛しい童話だなぁと感じるシリーズでした。
沢山の面白い本がある中で、自分は今まで何をしていたのかと、本を読む楽しさと、新しく知る嬉しさに満たされます。
「チュウチュウ通りのゆかいななかまたち
」全10巻 エミリー・ロッダ作 たしろちさと絵 さくまゆみこ訳
チュウチュウ通りのネズミたちが一匹ずつ主人公となって10冊のお話にまとまったシリーズです。
どの主人公も個性的でなんとも愛嬌のある物語。一冊読んでみると、必ず全ての仲間のお話が知りたくなる、愛しいシリーズのご紹介です。
どのお話も大切なメッセージが込められています。
中でも私のお気に入りの一つは「クツカタッポと3つのねがいごと」
自分の好きなものに素直なクツカタッポは、願いごとがわかりません。本当の幸せは何かと導かれるお話です。
たしろちさとさんの挿絵がまた愛嬌たっぷりです。一番地の「ゴインキョとチーズどろぼう」では、ドブネズミの泥棒たちを
なんだか楽しい雰囲気に。さくまゆみこさんの訳もまたちょっとづつ面白さを盛り込んで最高です。
絵本よりは長いので、幼稚園年長さんから読み聞かせてあげるか、小学生が自分で読むのに良いのではないかと思います。
絵本の紹介者
松木いくの http://ikunomatsuki.jimdo.com
布、お茶の時間、歌、自転車、スカッシュが好きです。
少しずつウォーキングをはじめました。
小さな子供の先生、 絵本作家/イラストレーターの活動中。
布に描いたトートバッグ等を ”Ikuno pattern” として、
http://minne.com/ikuno
こちらでご覧になれます。展示会などでも販売中。